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米マイクロソフト、アップルのエピック排除措置の悪影響を懸念

8月23日、米マイクロソフトは裁判資料で、米アップルが人気ゲーム「フォートナイト」(写真)の開発元、米エピック・ゲームズへの開発ツールの提供を中断すると予告したことについて、マイクロソフトのゲーム事業や他のゲーム会社に悪影響が及ぶと主張した。14日撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

[23日 ロイター] - 米マイクロソフトMSFT.Oは23日付の裁判資料で、米アップルAAPL.Oが人気ゲーム「フォートナイト」の開発元、米エピック・ゲームズへの開発ツールの提供を中断すると予告したことについて、マイクロソフトのゲーム事業や他のゲーム会社に悪影響が及ぶと主張した。

アップルは、エピックがアプリ内課金に関するルールに違反したとして、アプリストアからフォートナイトを削除。エピックは削除の差し止めを求めてアップルを提訴し、両社の対立が表面化した。

エピックによると、アップルはさらにエピックの開発者アカウントの停止を予告。停止されれば、エピックがゲーム会社向けに提供しているソフト「アンリアル・エンジン」を維持するのに必要な開発ツールにアクセスできなくなる。

マイクロソフトは、同社のゲームのうち少なくとも1本、アップルの基本ソフト(OS)「iOS」に対応するために同エンジンを使っている「フォルツァ・ストリート(Forza Street)」が悪影響を受けるとした。

マイクロソフトのゲーム部門幹部、ケビン・ガンミル氏は裁判資料で、アンリアル・エンジンがiOSやもう一つの基本ソフト「macOS」対応のゲームをサポートできないなら、「マイクロソフトはiOSとmacOSのプラットフォームの顧客および潜在顧客を手放すか、新ゲームの開発に着手する際に異なるゲームエンジンを選ぶかの選択を迫られることになる」と指摘した。

エピックは裁判所に、アップルによる開発者アカウント停止も差し止めるよう求めている。アップル側は、エピックがフォートナイトの独自課金システムを修正してアップルのルールに従えば、解決するとしている。

アップルは21日付の裁判資料で、エピックは10年余り従ってきた課金ルールに違反することを一方的に決めたとし、フォートナイトのアプリストアからの削除はエピックが「自ら招いたけが」だとした。

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