August 2, 2018 / 7:37 PM / 13 days ago

アップル時価総額1兆ドル:識者はこうみる

[2日 ロイター] - 米アップル(AAPL.O)の株価が2日の取引で2.8%高の207.05ドルまで上昇し、米国の上場企業として初めて時価総額が1兆ドルを超えた。

ただスマートフォンの需要に陰りが見え始める中、新たなサービスや製品を投入し続けることができなければ、グーグルの持ち株会社アルファベット(GOOGL.O)やネット通販大手アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)などの企業に追い抜かれる可能性があるとの見方も出ている。

識者のコメントは以下の通り。

●買いかどうか様子見

<フォート・ピット・キャピタルグループ(ピッツバーグ)のシニアポートフォリオ・マネジャー、キム・フォレスト氏>

アップルの時価総額1兆ドル達成は前から言われてきたことで、時間の問題だった。今アップル株を買うべきか?その答えは分からない。ただ現実的に見れば、1兆ドルは節目に過ぎず、それを達成したからといって今買う必要があるとは言えない。当面は様子を見ようと思う。株価こそ常に重要だ。高値で買う理由があるだろうか。

とはいえ、これが市場や経済にとって良い兆しであることは違いない。中国との貿易摩擦の影響を巡ってこれだけ騒がれている中、アップルのほとんどの製品は中国製だ。

8月2日、米アップルの株価が2.8%高の207.05ドルまで上昇し、米国の上場企業として初めて時価総額が1兆ドルを超えた。 識者からは買いかどうか様子見などとのコメントが出ている。写真は3月29日、サラエボで(2018年 ロイター/Dado Ruvic)

●依然大きな成長余地、株価に割高感なし

<チェース・インベストメント・カウンセルのピーター・タズ社長>

時価総額1兆ドルの達成は素晴らしい偉業だ。故スティーブ・ジョブ氏や他の共同創業者は、息が長く、目新しい製品やサービスを通じ世界中の消費者の興味をかき立てる企業を築き上げた。他の多くの銘柄に比べ、アップル株にはなお割高感はない。

アップルにはなおかなりの成長余地が残されていると考える。また、アマゾン・ドット・コムの時価総額がさほど遠くない将来に1兆ドルに達すると予想する。

●FANNG銘柄の巨大化が懸念

<キングスビュー・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ポール・ノルト氏>

アップルはハイテク5社の「FAANG」銘柄の中でもかなり特異なので、1兆ドル超えがFAANG銘柄やテクノロジー銘柄にとって何らかの意味合いがあるかは分からない。

アップル株(AAPL.O)を3─4年にわたり保有しているが、他のポートフォリオに比べて大きな額になってきたため、過去1年強で保有を減らした。もし250ドルになれば、もう少し減らすだろう。

懸念は概して言うと、FAANG銘柄が他の銘柄に比べ極めて巨大になっていること。パッシブ投資の資金がS&P500.SPXに流入し、結果的に多くがFAANG株に流れている。

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