[8日 ロイター] - 米アップルは8日、今週発表したスマートフォン「iPhone」などで提供を開始する後払い決済「アップルペイ・レーター」について、融資は自前の資金で行う方針だと明らかにした。
同社の財務部門が具体的な与信の仕組みを決定する予定で、資金源は今後変わる可能性があるとした。融資の可否や信用力の判断は子会社のアップル・ファイナンシングが行う。
アップルペイ・レーターはiPhoneの新たな基本ソフト(OS)「iOS16」が年内に配布されるのに伴い利用可能になる見通し。6週間内に4回の分割払いができて手数料や利息は発生しない。
信用情報の照会は、アップルの実店舗や「アップストア」などオンラインサービスにおける顧客の購入・決済履歴といったデータに基づき行う方針。
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