[15日 ロイター] - 米アップルが3つの特許を侵害しているとして、米半導体大手クアルコムが損害賠償を求めた裁判で、サンディエゴの連邦裁判所はクアルコムの訴えを認め、アップルが約3100万ドルを支払うとの判決を下した。
クアルコムは昨年、携帯電話バッテリー関連の特許を侵害しているとして、アップルを訴えていた。8日間にわたる審理では、クアルコムは、特許を侵害したiPhone(アイフォーン)1台あたり最大1.41ドルの未払い特許使用料を求めていた。
クアルコムの弁護士は発表文で、「クアルコムの発明技術によって、アップルは市場に参入し、急速な成功を達成することができた」と指摘。「世界中の裁判所が当社の知的財産の使用に対する支払いを拒否しているアップルの戦略を否定していることを嬉しく思う」と述べた。
アップルからのコメントは現時点で得られていない。
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