July 30, 2019 / 9:18 PM / 25 days ago

米アップル、4─6月は予想上回る ウェアラブルやサービスが寄与

[30日 ロイター] - 米アップル(AAPL.O)が30日発表した第3・四半期(4─6月)決算は、利益と売上高がそろって市場予想を上回った。第4・四半期(7─9月)の売上高見通しも予想を超えた。

iPhone販売が全体の売上高に占める割合は7年ぶりに半分以下となったが、クック最高経営責任者(CEO)はこれについて、単一製品からの多様化の成功を示すものだと指摘した。

また「中華圏の業績の大幅改善」が全体の業績押し上げに寄与したとの見方を示した。中華圏の売上高は4%減の91億6000万ドルとなり、減収率は前四半期の22%と比べて小幅にとどまった。

引け後の時間外取引で、アップルの株価は4.25%上昇した。

スマートフォンの販売が世界的に停滞する中、アップルはアップルウオッチや音楽、アプリ、ゲーム、ビデオなどの事業に力を入れてきた。

クックCEOはロイターに対し、中国本土のアップル機器ユーザーが第3・四半期に増加したことで同社サービスの市場が拡大し、本土のサービス事業売上高が10%超増加したと説明した。「中国本土では業績が伸びた」とし、「iPhone以外の売上高は17%増加した。iPhoneを除く全カテゴリーで伸びた」と述べた。

第3・四半期のiPhone売上高は12%減の259億9000万ドル。市場予想の259億6000万ドルとほぼ一致した。前四半期は17%減少していた。

ウェアラブル端末やその他アクセサリー事業の売上高は50%近く増加。55億3000万ドルとなり、アナリスト予想の48億1000万ドルを上回った。

サービス事業の売上高は12.6%増の114億6000万ドルと市場予想の117億3000万ドルを下回り、伸びが減速したものの、過去最高に達した。

全体の売上高は1%増の538億ドル、1株当たり利益は7%減の2.18ドル。リフィニティブのまとめたアナリスト予想は売上高が533億9000万ドル、1株利益が2.10ドルだった。

第4・四半期の売上高見通しは610億─640億ドルとした。アナリスト予想は610億2000万ドル。アナリストは2020年に次世代通信規格「5G」対応モデルを投入するまでiPhoneの販売はさえない状況が続くとみているが、第4・四半期の売上高がアップルの予想レンジの上限付近となれば、前年同期の629億ドルを上回ることになる。

キャピタル・インベストメント・カウンセルのチーフエコノミスト、ハル・エディンズ氏は、iPhoneの売り上げ減少が前四半期から和らいだことは嬉しいサプライズだとみている。

ガレーン・キャピタル・パートナーズのマネジングパートナー、トリップ・ミラー氏は、サービス事業の伸びが20%のレンジに回復することを期待すると述べ、アップルは豊富な手元資金を活用してメディア資産を買収し、開始を予定するテレビサービスを強化する必要があるとの見方を示した。

 7月30日、米アップルが0日発表した第3・四半期(4─6月)決算は、利益と売上高がそろって市場予想を上回った。第4・四半期(7─9月)の売上高見通しも予想を超えた。カリフォルニア州区パチーノで2011年10月撮影(2019年 ロイター/Robert Galbraith)

また、米中通商協議に関してクック氏は「どのような道をたどるか分からないが、いずれは誰もが良い結果を手にし、皆が恩恵を受けると期待している」と述べた。

アップルは1株当たり0.77ドルの配当を発表した。また、170億ドルの自社株買いなどを通じて第3・四半期に210億ドル超を株主に還元したことを明らかにした。

*内容を追加しました。

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