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米アップル、7─9月期はiPhoneさえず株価下落 新モデルの遅れ響く

[29日 ロイター] - 米アップルが29日発表した第4・四半期(7─9月)決算は、売上高と利益が市場予想を上回った。パソコン「Mac(マック)」やワイヤレスイヤホン「AirPods(エアポッド)」の販売が寄与した。ただ、「iPhone」の売上高が市場予想を下回り、株価は5.9%急落した。

iPhoneの売上高は20.7%減少し、264億ドル。新モデルの発表が遅れたことなどから投資家はiPhoneの売上高が減少すると予想していたが、予想以上の落ち込みとなった。

アップルは次世代通信規格「5G」対応の新モデル「iPhone12」を通常よりも数週間遅れとなる10月13日に発表。同機種の売り上げは第4・四半期に含まれていない。

こられのモデルについては、携帯事業者が5Gデータプランの契約獲得に向け端末購入補助サービスを提供しており、好調な販売が見込まれている。

クック最高経営責任者(CEO)はロイターとのインタビューで、iPhone12について、最初の5日間の出荷データに基づき「楽観」していると述べた。

「5Gは10年に1度のような商機だ。少なくとも米国では、携帯事業者が非常に積極的だ」と語った。

ただ、iPhone12の発売時期はグレーターチャイナ(中華圏)での売上高を前年同期の111億3000万ドルから79億5000万ドルに押し下げた。クックCEOは、iPhone以外のアップル製品の中国での売上高は全て増加したとし、iPhoneの売り上げも再び上向く見込みだとした。

「最初の5日間のデータからは中国が第1・四半期(10─12月)にプラスの伸びを回復するという自信を与えるものだ」と述べた。

全体の売上高は647億ドル、1株利益は0.73ドルと、リフィニティブのIBESデータによるアナリスト予想の637億ドル、0.70ドルをそれぞれ上回った。

iCloudやアップル・ミュージックなどを含むサービス部門の売上高は16.3%増の145億ドル。アナリスト予想は140億ドルだった。

クックCEOはロイターに対し、同社のプラットフォーム全体における有料契約者数は5億8500万人で、4─6月の5億5000万人から増加し、2020年末時点の同社の目標である6億人に近付いていると述べた。

アップルウオッチやエアポッドなどで構成するアクセサリー部門の売上高は20.8%増の79億ドル。アナリスト予想は13.5%増の74億ドルだった。MacとiPadの売上高はそれぞれ90億ドル、68億ドルに増加。アナリスト予想はそれぞれ79億2000万ドル、61億2000万ドルだった。

クックCEOは「Macはアップル史上最も好調な四半期となった」と述べた。

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