[ソウル 19日 ロイター] - 韓国の消費者団体が、米アップルAAPL.Oのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」旧機種で基本ソフト(OS)を更新すると動作が遅くなる問題で、同社を刑事告発した。
同団体は器物破損と詐欺の容疑でアップルを告発し、「忠実なファンのために、アップルは動作減速の責任を負う必要がある」と主張している。
また団体は、アップルを相手とする民事訴訟で原告120人の代理人も務めている。
ソウル中央地方検察局は、告発を受けた捜査着手についてコメントを控えた。
この問題を巡っては、イタリアの独占禁止当局が調査を始めたほか、フランスの検察当局が予備的調査を行っている。
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