[サンフランシスコ 18日 ロイター] - ロイターとイプソスの最新の調査では、アップルAAPL.Oのスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)」の利用者のうち、腕時計型ウエアラブル端末「Apple Watch(アップルウオッチ)」の購入に関心を示していると回答した人が約40%に上った。
アップルウオッチは同社にとって5年ぶりの主要な新製品で、同業他社や投資家はその消費者需要に注目している。
アナリストは、アップルウオッチを十分活用するにはiPhoneが必要なことから、初期購入者はiPhoneをすでに所有しているユーザーになる可能性が高いとみている。
BTIGのアナリスト、ウォルター・ピエシク氏は調査について、どの程度が実際の購入につながるかは不透明だが、iPhoneのアクティブユーザーが米国で1億人以上、世界的には5億人近くいることを踏まえると「かなり心強い」結果だと指摘した。
調査は3月9─17日、18歳以上の米国民2469人を対象にインターネット上で実施。24%がアップルウオッチの購入に関心があると答え、このうち10%は「非常に関心がある」と回答した。
調査は人口を反映するため加重処理されており、誤差はプラスマイナス2.2%ポイント。
iPhoneユーザーの間では39%が購入に関心を示し、このうち17%が非常に関心があると回答した。調査対象者の中でiPhoneユーザーは788人、誤差はプラスマイナス4%ポイント。
アップルウオッチは米国や日本、中国などで4月24日発売される。価格は350─1万7000ドル。
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