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4月米輸入物価、5カ月連続で値上がり
2017年5月10日 / 15:20 / 7ヶ月前

4月米輸入物価、5カ月連続で値上がり

[ワシントン 10日 ロイター] - 米労働省が10日発表した4月の輸入物価指数は前月比0.5%上昇した。市場予想の0.2%上昇を超える伸びとなった。石油製品をはじめ幅広い品目が値上がりしており、米国の物価全体を押し上げる可能性がある。

3月の数字は当初発表の0.2%下落から0.1%上昇へと上方改定された。輸入物価の上昇は5カ月連続となった。

4月の前年同月比は4.1%上昇で、3月の4.3%上昇から伸びが鈍化した。2月は4.7%上昇と、5年ぶりの大きな伸びだった。

4月の前月比の内訳は、石油・石油製品が1.6%値上がりし、3月の0.4%下落からプラスに転じた。石油を除く輸入物価は0.4%上昇で、昨年7月以来の大幅なプラスだった。3月は0.1%の上昇だった。ドル上昇の勢いがなくなる中で石油を除く輸入物価は4カ月連続で伸びている。4月の前年同月比は1.4%の上昇で、2012年3月以来の大幅な伸びだった。

資本財は前月比で0.1%値上がりし、3カ月連続のプラスとなった。自動車は0.5%上昇し、5年ぶりの大幅な伸びだった。自動車を除く消費財は0.1%の値上がり。食品は0.3%伸びた。

地域別では、中国からの輸入品の価格が0.1%下落した。前年同月比は1.2%の下落。前年同月比は14年10月以来上昇していない。

基調的な輸入物価が安定的に上昇する中で、消費者物価の上昇圧力もいずれ高まる可能性がある。12日に発表される4月の消費者物価指数(CPI)の市場予想は0.2%上昇で、3月の0.3%下落からプラスに転じることが見込まれている。

同時に発表された4月の輸出物価は0.2%上昇。3月は0.1%の上昇だった。前年同月比では3.0%の値上がり。3月は3.4%上昇していた。

4月の前月比の内訳は、農産物が0.3%の値上がり。野菜が37.9%の急騰となり、過去最大の値上がりを記録する一方、大豆やトウモロコシ、麦は値下がりした。農産物の前年同月比は4.6%上昇だった。

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