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4月米卸売物価指数、前年比は5年2カ月ぶりの大きな伸び
2017年5月11日 / 16:02 / 6ヶ月前

4月米卸売物価指数、前年比は5年2カ月ぶりの大きな伸び

[ワシントン 11日 ロイター] - 米労働省が11日発表した4月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.5%上昇と、市場予想の0.2%上昇を上回った。前年同月比は2.5%上昇で、2012年2月以来5年2カ月ぶりの大幅な伸びとなった。

市場は2.2%の上昇を見込んでいた。物価上昇圧力が高まっていることを示唆した。

3月のPPIは前月比が0.1%下落、前年同月比が2.3%上昇だった。

4月のPPIを前月比でみると、サービスが0.4%の上昇。PPI全体の上昇率の3分の2近くを占めた。中でも証券の仲介や取引のサービスが6.6%上昇し、全体水準を押し上げた。サービスは3月に0.1%下落していた。

モノの価格は0.5%上昇。3月は0.1%下落していた。エネルギー価格は4月に0.8%上昇し、中でもガソリンが3.9%値上がりした。エネルギー価格は3月に2.9%下落していた。

食品価格は2カ月連続で0.9%上昇した。

変動の大きい食品とエネルギー、貿易サービスを除いたコア指数は前月比0.7%、前年同月比で2.1%の上昇で、ともに過去最高の伸び率となった。3月は前月比が0.1%、前年同月比が1.7%の上昇だった。

医療サービスは横ばい。3月は0.1%上昇していた。入院費は0.2%下落。3月は0.2%上昇していた。

米連邦準備理事会(FRB)は物価の目安としてコア個人消費支出(PCE)物価指数に注目しているが、その構成要素である病院外来費や診察費はそれぞれ0.6%と0.1%上昇した。

ドル高や原油安による物価抑制効果が消えるにつれて、PPIは上昇している。物価上昇と雇用の引き締まりで、FRBは想定通り6月の利上げに向けて進むことができそうだ。FRBは3月に短期金利を0.25%ポイント引き上げた。年内にあと2回の利上げを想定している。

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