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日銀マネーストック、投信4年2カ月ぶり減少 流動性シフトに落ち着き
May 12, 2017 / 1:33 AM / 7 months ago

日銀マネーストック、投信4年2カ月ぶり減少 流動性シフトに落ち着き

[東京 12日 ロイター] - 日銀が12日に発表した4月のマネーストック統計によると、指標となるM3の月中平均残高は1299兆4000億円となり、前年比で3.6%増加した。伸び率は前月から横ばい。マイナス金利政策の導入以降に進行した流動性預金へのシフトがピークアウトしている。

また、幅広い金融資産を含めた広義流動性のうち、投資信託が4年2カ月ぶりの減少に転じた。

M3の内訳を見ると、普通預金など預金通貨が同8.8%増と3カ月連続で伸び率が縮小する一方、定期預金など準通貨は同1.6%減と2カ月連続でマイナス幅が縮小した。

2016年1月に日銀がマイナス金利政策の導入を決定して以降、定期性預金から流動性の高い普通預金などへのシフトが急速に進行していたが、昨年9月の「イールドカーブ・コントロール(YCC)政策」の導入で長めの金利の低下が止まったこともあり、資金シフトの動きも落ち着きつつある。

幅広い金融資産を含めた広義流動性は同2.7%増となり、16年3月(同3.1%増)以来の高い伸びとなった。金銭の信託が同0.8%減、国債が同5.5%減とそれぞれ前月からマイナス幅を縮小したことなどが背景。

一方、投資信託は同0.2%減となり、13年2月(同1.4%減)以来の減少に転じた。投信は株価に連動しやすい傾向があるとされるが、今回の局面では、昨年11月の米大統領選後の株価上昇にもかかわらず、投信の低迷が続いている。

M3からゆうちょ銀行などを除いたM2は同4.3%増となり、前月の同4.2%増から伸びが小幅拡大。14年1月(同4.3%増)以来の高い伸びとなった。

伊藤純夫

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