[24日 ロイター] - 企業同士の共謀を管轄する米捜査当局は、米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントとの高額取引を国際的な金融機関がどのように扱ったかについて調査している。
ブルームバーグ・ローが24日報じた。
報道によると、米司法省反トラスト局が調査の少なくとも一部を担っているという。
ファミリーオフィスのアルケゴスは運用に失敗し、今年3月に金融機関による担保の追加差し入れ(追い証)要求に対応できなくなった。金融機関は巨額損失を出し、バイアコムCBSやディスカバリーなどの株に投げ売りが出た。
クレディ・スイス、野村ホールディングス(HD)、モルガン・スタンレー、ドイツ銀行を含む国際的な金融機関が合計で100億ドル以上の損失を出した。
これら金融機関は報道についてコメントを控えた。司法省はコメントの求めに応じていない。
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