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S&P、アルゼンチンを「CCCプラス」に格上げ 債務再編受け

[ブエノスアイレス 7日 ロイター] - 大手格付け会社S&Pグローバル・レーティングは7日、アルゼンチンの長期信用格付けを「SD(選択的デフォルト)」から「CCCプラス」に引き上げた。

同国が「複雑な」外国法と国内法に準拠する債務の再編を完了し、今後数年の利払いが大幅に低下することが理由という。

S&Pは「この重要なステップにより、(アルゼンチン)政府は新型コロナウイルス危機後のさまざまなマクロ経済の課題に対処する包括的な計画を示す機会を得る」とした。

アルゼンチンは過去1週間に、対外債務約650億ドルと国内法準拠の外貨建て債務400億ドル超を再編した。[nL4N2G40OL]

これを受け同国は今後、2018年に国際通貨基金(IMF)と合意した570億ドルの信用枠に代わる新たな支援プログラムに関する協議や、パリクラブ(主要債権国会議)との協議に注力することになる。

また同国は今年12%のマイナス成長が見込まれており、3年連続のリセッション(景気後退)となる見通しであるほか、インフレの高止まりや外貨準備の減少、通貨ペソの下げ圧力拡大などに直面している。

S&Pはアルゼンチンの格付け見通しを「安定的」としたが、「政局に関する予期しないマイナスの展開により2020年の景気回復見通しや財政状況の改善見通しが悪化」した場合は、格下げする可能性があるとした。

「このシナリオは脆弱な国内投資家の信頼感に特に打撃を与え、ペソ建て債券市場へのアクセスが損なわれる可能性がある」と指摘した。

*内容を追加しました

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