August 29, 2018 / 2:38 PM / a month ago

アルゼンチン、IMF融資の早期実施要請 通貨安止まらず

[ブエノスアイレス 29日 ロイター] - アルゼンチンのマクリ大統領は29日、国際通貨基金(IMF)に対し、500億ドルのスタンドバイ取り決め(一定期間内にいつでも合意した資金の引き出しができる)に基づく融資の早期実施を求めていることを明らかにした。

8月29日、アルゼンチンのマクリ大統領は国際通貨基金(IMF)に対し、500億ドルのスタンドバイ取り決めに基づく融資の早期実施を求めていることを明らかにした。写真は7月18日、ブエノスアイレスで記者会見を行うマクリ大統領(2018年 ロイター/Marcos Brindicci)

中銀は前日に続き外貨準備を使い介入を行ったが、ペソ売りは止まらず、ドルに対して7.6%下落した。2015年に変動為替制度に移行して以降、最大の下げとなった。

ドルに対する終値は34.10ペソで過去最安値を更新。年初からは45.3%超下落している。

マクリ大統領はテレビ演説で「われわれは来年の金融プログラムに係るコンプライアンス(順守)を保証するために必要なすべての資金手当て前倒しでIMFとすでに合意している」と語った。

アルゼンチン政府とIMFは6月、500億ドルの融資枠設定で合意した。

IMFのラガルド専務理事は声明で、融資プログラムの実施時期について再検討するようスタッフに指示したと明らかにし、IMFとアルゼンチンが融資枠の設定で合意した時に、世界の金融市場の状況が一段と悪化することは十分想定されていなかったと説明した。

投資家の間では高インフレや景気低迷、さらには世界的に進む新興国資産の売りを背景に、同国のドル建て債務の返済が来年にも滞るのではないかとの懸念が根強い。

マクリ大統領は「ここ1週間ほどの市場の動きから、2019年のアルゼンチンの資金調達能力を巡る信認の欠如が新たに見て取れる」と指摘。「2019年の資金手当てを確実にすることで、信認を回復し、一刻も早く成長軌道に回帰することが可能になる」と語った。

*内容を追加します。

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