August 20, 2014 / 3:22 AM / 4 years ago

アルゼンチン、国内法準拠債との交換を提案 デフォルト債利払いで

 8月19日、アルゼンチンのフェルナンデス大統領は、デフォルト債について、利払い業務のアルゼンチンへの移管、あるいは自国法に準拠した新債券への交換を行うと明らかにした。写真は7月、ブエノスアイレスで撮影(2014年 ロイター/Marcos Brindicci)

[ブエノスアイレス 19日 ロイター] - アルゼンチンのフェルナンデス大統領は19日、デフォルト(債務不履行)債を自国法に準拠する新国債に交換するよう債権者に促す法案を公表した。国債利払いを妨げている米裁判所の決定を回避する狙いがある。

アルゼンチンは先月、米連邦地裁の判決で過去の債務再編に応じた債権者への利払いが阻まれたため、デフォルトに陥った。過去の再編を拒否したファンド側は全額返済を求めており、米地裁はその問題が解決するまで利払いが行えないとの判断を下していた。アルゼンチンは2002年にデフォルトし、2005年と10年に米国法に準拠する債務の再編を実施している。

フェルナンデス大統領はテレビ演説で、債権者が保有債を規定する法律あるいは管轄の変更を求めるのならば、国内法に準拠する債券との交換を行うと表明。大統領はこれまで、利払い不履行となったことについて、デフォルトには当たらないとの認識を示している。

アナリストらによると、新たな債務交換には法的リスクが伴うという。また、アルゼンチン政府が債務再編に応じなかったファンドと近く和解するとの期待がしぼんだ。

フェルナンデス大統領は、新たな再編案は過去の債務交換の条件に基づくと説明。また、過去の再編に応じなかった債権者も、他の債権者と同一の条件を受け入れるならば、新たな交換に参加できるとした。

この日公表された法案はまた、債務再編後の国債保有者の受託銀行を、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)(BK.N)から、国営銀行のバンコ・ナシオンに交代させる提案が含まれている。

この法案を基にアルゼンチンが実際に米裁判所の決定を回避できるかは、これまでのところ明らかではない。

*内容を追加して再送しました。

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