July 4, 2018 / 5:13 AM / 3 months ago

ナチス時代に収集のセザンヌ風景画、スイスの美術館が所蔵継続

[チューリヒ 3日 ロイター] - ナチスドイツ時代に収集されたフランスの画家ポール・セザンヌの風景画「サント・ビクトワール山」(1897年)について、スイスのベルン美術館が所蔵を継続すると発表した。セザンヌの子孫らが3日、明らかにした。

 7月3日、ナチスドイツ時代に収集されたフランスの画家ポール・セザンヌの風景画「サント・ビクトワール山」(1897年)について、スイスのベルン美術館が所蔵を継続すると発表した。セザンヌの子孫らが明らかにした。写真は同美術館に到着したナチス時代のコレクション、2017年7月撮影(2018年 ロイター/Arnd Wiegmann)

ベルン美術館は、セザンヌの出身地である仏南部エクスアンプロバンスのグラネ美術館で定期的に展示することを条件とした。

この絵画は、ナチスドイツが略奪した絵画を大量に所有していたとされるドイツの収集家ヒルデブラント・グルリット氏のコレクションの一つ。息子の故コーネリウス・グルリット氏がミュンヘンの自宅で数十年間保管していたが、2014年に81歳で死去した際、ベルン美術館に遺贈された。

セザンヌの子孫らは、この絵画が少なくとも現時点で得られている情報に基づけば、ナチスが略奪したものではないと認めた。ただ、1940年以降ヒルデブラント氏の手に渡る前の所在については、不明な時期が存在するとしている。

この作品は7月15日まで、ベルン美術館の「グルリット・コレクション展:ナチスによる美術品盗難とその影響」に展示され、その後、グラネ美術館に貸し出される予定。

セザンヌが描いたサントビクトワール山の絵は、80点以上に及ぶ。

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