[東京 26日 ロイター] - アサヒビールは26日、輸入している欧州産の一部ワインの出荷価格を引き下げると発表した。2019年3月1日以降の出荷分から実施する。
日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)が来年2月に発効、EUから輸入するワインの関税が撤廃されることを受けた措置。
対象は同社が取り扱っている約360品目のEU産ワインのうち、イタリア産「ガンチア」、「ゾーニン」、スペイン産「フェリックス・ソリス」、フランス産「レミー・パニエ」、「ジネステ」、ポルトガル産「アヴェレーダ」など40品目。
参考小売価格の改定幅は最大で17%、平均で約10%の値下げとなる。
アサヒは来年以降、欧州産の品揃えを拡大することも検討していく。
志田義寧
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