December 12, 2018 / 3:17 AM / in 3 months

ADB、18・19年のアジア新興国成長予測据え置き 貿易摩擦がリスク

 12月12日、アジア開発銀行(ADB)は、2018、19年のアジア新興国経済は堅調な内需やインフレ圧力の鈍化を背景に、予測通りの成長率を達成するとの見通しを示した。写真はジャカルタで2016年2月撮影(2018年 ロイター/Darren Whiteside)

[マニラ 12日 ロイター] - アジア開発銀行(ADB)は12日、2018、19年のアジア新興国経済は堅調な内需やインフレ圧力の鈍化を背景に、予測通りの成長率を達成するとの見通しを示した。ただ、保護主義的な貿易政策の拡大による下振れリスクを警告した。

ADBは最新の「アジア経済見通し」で、18、19年の成長率予測をそれぞれ6.0%と5.8%に据え置いた。

中国についても18年が6.6%、19年が6.3%とし、9月時点の予測を維持した。

インドの成長率予測も据え置き、それぞれ7.3%と7.6%とした。

トランプ米大統領と習近平・中国国家主席は今月初め、新たな関税を一時的に見送り、貿易戦争を悪化させないことで合意した。

ADBのチーフエコノミスト、澤田康幸氏は、米中の休戦は歓迎すべき動きだが、未解決の問題が引き続きアジアの経済見通しにとって下振れリスクだと指摘した。

19年の成長見通しは、中央アジアが4.3%と、9月時点の予測(4.2%)から上方修正された。一方、東南アジアと南アジアはそれぞれ5.1%と7.1%に下方修正された。

アジア新興国のインフレ率については、今年が2.6%、来年は2.7%と予測。9月時点ではいずれも2.8%としていた。商品(コモディティー)価格の下落や中銀の政策措置によって鈍化する可能性があるとした。

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