November 5, 2019 / 9:59 AM / 15 days ago

アジア株式市場サマリー

[5日 ロイター] - 中国株式市場は3営業日続伸して引けた。中国人民銀行(中央銀行)による金融緩和策を好感した。

人民銀行はこの日、1年物中期貸出ファシリティー(MLF)の金利を前回の3.30%から5ベーシスポイント(bp)引き下げた。人民銀行がMLF金利を引き下げるのは2016年初め以来。

一部のアナリストはMLF金利引き下げについて、小幅な下げではあるものの、人民銀がより積極的な姿勢に転換している兆候かもしれないと指摘した。

香港株式市場は4日続伸。中国本土と香港の景気減速に歯止めをかけるため、一段の刺激策が導入されるとの期待が広がったほか、米中貿易交渉に進展の兆しが見られるとの見方が支援材料となった。

IHSマークイットが発表した10月の香港の購買担当者景気指数(PMI)は、過去21年で最低水準となった。これを受け、香港政府が追加の景気対策を講じるのではないかとの見方が浮上した。

米中貿易交渉の行方も引き続き注目されている。

シドニー株式市場の株価は3日続伸した。オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)の金利据え置きで主力の金融株が反発したことなどが支えとなった。ただ、ウエストパック銀行(WBC.AX)の下げが上値を抑えた。

RBAはこの日の政策決定会合で、必要に応じて追加利下げを行う可能性があることを示した。

銀行の利益は今年3度の利下げで打撃を受けていたが、利下げ休止で、圧力が和らぐことになる。

金融株指数.AXFJは小幅ながら7営業日ぶりに上昇。四大銀行のうち3行が0.4─0.8%高だった。

ウエストパック銀行は2.6%下落し、終値としては5カ月ぶりの安値で引けた。同行は4日、業況不調と発表していた。

エネルギー株指数.AXEJは原油高を支えに0.9%高。個別銘柄では、ウッドサイド・ペトロリアム(WPL.AX)が1.2%高、オイル・サーチ(OSH.AX)が0.7%高。

原油相場は米中貿易協議の進展期待を背景にした需要見通しの改善で上昇した。

貿易への依存度が高い鉱業株指数.AXMMも0.3%上昇し、全体の上げを支えた。BHPグループ(BHP.AX)が1.3%、リオ・ティント(RIO.AX)が1.2%それぞれ上昇した。

一方、金鉱株指数.AXGDは2.2%安。ニュークレスト・マイニング(NCM.AX)が2%安、エボリューション・マイニング(EVN.AX)が2.8%安。

ソウル株式市場の株価は5月以来約6カ月ぶりの高値で終了した。米中貿易戦争が休戦に向かっていることが背景。

ロス米商務長官は米中貿易協議が「第1段階」の合意完了に向かって非常に順調に進んでいると述べ、さらに強固な合意への先駆けとなることに期待を示した。

中国の習近平国家主席は世界貿易の障壁は取り除かれねばならず、各国は保護主義に断固たる姿勢で臨み、基本的な多国間の貿易協定を支持すべきだと表明した。

外国人投資家は3302億ウォン(約2億8529万ドル)相当の買い越し。

出来高は3億9386万株で、取引された903銘柄のうち503銘柄が上伸した。

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