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1月のアジア株への海外資金流入が急減、新型ウイルスへの懸念で

 2月10日、1月の海外からアジア株への資金流入が大幅に減少した。写真は台湾の新北市にある証券会社の株価ボード。2015年8月撮影(2020年 ロイター/Pichi Chuang)

[10日 ロイター] - 1月の海外からアジア株への資金流入が大幅に減少した。中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大への懸念からリスク投資意欲が低下した。

韓国、台湾、インド、タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナムの証券取引所の集計データによると、1月の海外投資家のアジア株投資額はネットで4億5900万ドル。12月の29億2000万ドルから急減した。

アナリストらは、貿易や観光を通じて中国への依存度が高い国々を中心に、今後アジア地域への資金流入がさらに鈍ると予想している。

オーストラリア・アンド・ニュージーランド・バンキング・グループ(ANZ)は先週リポートで、新型ウイルスによる需要ショックがタイ、台湾、韓国、マレーシアの国内総生産(GDP)を0.4-0.8%ポイント押し下げると試算した。

データによると、台湾、タイ、韓国とフィリピンの株式市場は1月に大幅な資金流出に見舞われた。一方で、インドでは10─12月期の堅調な企業決算を背景に海外投資家が17億1000万ドル相当の株式を買い越した。

リフィニティブ・データによると、これまでに発表されたインド企業の決算は前年比31%の増益となっている。これはアジア地域で最も高水準。

ANZは別のリポートで、「インドの成長はコロナウイルス感染の影響を受ける可能性が低い。一方、インドネシアとフィリピンはわずかにマイナスの影響を受ける公算が大きい」との見通しを示した。

インドネシアは1月に9800万ドルが流入し、ベトナムには8500万ドルが流入した。

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