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アジア株、昨年は総じて外国人が売り越し 第4四半期に資金流入

[7日 ロイター] - アジアの大半の株式市場は、2020年全体で外国人投資家が売り越した。新型コロナウイルスのパンデミックに起因する経済の減速が原因だ。

 アジアの大半の株式市場は、2020年全体で外国人投資家が売り越した。新型コロナウイルスのパンデミックに起因する経済の減速が原因だ。写真はフィリピン・マニラの証券取引所。2020年9月撮影(2021年 ロイター/Eloisa Lopez)

インドネシア、フィリピン、韓国、台湾、タイ、ベトナムの6カ国・地域の株式は、合計で490億ドル相当の外国人売り越しとなったことが、各証券取引所のデータで分かった。

ソシエテ・ジェネラルのアジア株戦略責任者フランク・ベンジムラ氏は、新型コロナをきかっけとした資金流出は、2013年の米連邦準備理事会(FRB)による量的緩和早期解除示唆や15年の人民元切り下げなどによるショックよりも、ずっと強烈だったと指摘した。

ただベンジムラ氏によると、20年第4・四半期以降はドル安と新興国企業の収益改善を背景に、トレンドが変わった。

実際、アジア株には第4・四半期に268億ドルが流入しており、流入額は12年3月以来の規模だった。

ベンジムラ氏は、今後マクロ戦略に基づく投資家が新興国株買いに乗り出すとみられ、そうなれば新興国株指数における比重の大きい中国とともに韓国、台湾の株が最も恩恵を受けそうだと予想している。

20年に外国人の人気を集めたのがインド株で、合計で230億ドルの買い越しを記録。BNPパリバ・アセット・マネジメントのアジア株責任者ジカイ・チェン氏は、第4・四半期に成長が持ち直した上に、製造業振興策の拡充などの長期的な改革策を打ち出したことが好感された。

インドは新型コロナの感染者数が世界で2番目に多いものの、過去数カ月で新規感染が急速に減少し、経済活動の全面的な再開につながっている。

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