October 18, 2019 / 5:09 AM / a month ago

日本経済の諸問題、金融と財政の連携が必要=麻生財務相

 10月18日、麻生財務相(写真)は、記者団に対して、デフレからの脱却を含めた日本の問題について「金融だけで乗り切れるほど簡単ではない。金融と財政が連携してやらないといけない」と述べ、金融・財政のポリシーミックスが必要との認識を示した。写真は6月福岡での代表撮影(2019年/ロイター)

[ワシントン 17日 ロイター] - 麻生財務相は17日、記者団に対して、デフレからの脱却を含めた日本の問題について「金融だけで乗り切れるほど簡単ではない。金融と財政が連携してやらないといけない」と述べ、金融・財政のポリシーミックスが必要との認識を示した。その上で「財政出動を機動的にやっていく必要性は景気対策の上からは必ずある」と語った。

各国が財政政策で協調する可能性については、国によって事情が違うとして「直ちに皆で協調してこれをやろうという話にはなっていない」と述べた。

麻生財務相は消費税増税の影響について「経済の影響を十分乗り越える対策を行っている」と述べ、影響は限定的との認識をあらためて示した。

日本経済については「輸出の減少を通じて製造業の生産活動に弱い動きが生じているが、これまでのところ、こうした動きは非製造業や内需には波及していない」として、「全体としては内需を中心に緩やかな回復が継続している」との見方をあらためて示した。

日本経済は外需の弱さを内需がカバーする状況が続いており、海外経済の持ち直し時期が成長の鍵を握っている。麻生財務相は世界経済について「来年に向けて緩やかな回復が続く」との見通しを示したが、同時に「地政学を巡る緊張が下方リスクとして増大している」と警戒感も示した。

黒田東彦日銀総裁が回復時期の後ずれを指摘したことに関しては「国際通貨基金(IMF)の予測をみても少しずれている。黒田総裁の見解は正しいと思う」と語った。

日本語記事作成 志田義寧 編集:山川薫

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