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一律減税しても景気刺激にならない=新型コロナ対策で麻生財務相

 3月13日、麻生太郎財務相(写真)は閣議後会見で、追加の経済対策としての減税に消極的な姿勢を示した。写真は都内で2018年10月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 13日 ロイター] - 麻生太郎財務相は13日の閣議後会見で、追加の経済対策としての減税に消極的な姿勢を示した。景気刺激策は「効果あるものにしないと意味がない」と述べ、「一律減税しても刺激にはならない」とした。10日の参議院財政金融委員会では、景気対策としての減税に「反対するつもりはない」と述べていた。

新型コロナウイルスの流行による世界的な株安については「ボラティリティーが激しい感じがしている」と述べた。その上で「企業の(財務内容などの)本質は変わらない。目先の話で右往左往しないが、注意深く見ておかなければならない」と話した。

麻生財務相は、株価や為替の水準について「コメントは控える」と述べる一方、為替は「安定していると言えば安定している」「おたおたしなければならない話ではない」との認識を示した。

欧米中銀が相次いで金融緩和策を打ち出しているが、市場の動揺は鎮静化していない。麻生財務相は「景気の『気』の部分が大きく足を引っ張られている」と指摘し、消費者や市場参加者の心理が落ち着くまでには時間がかかると述べた。

中国当局は新型ウイルスの拡散抑止に自信を見せ始めた。 麻生財務相は「本当に終息したか素直に受け取る人の方が少ないと思う」と語った。

和田崇彦

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