[東京 1日 ロイター] - アステラス製薬は1日、開発を進めている肺炎球菌ワクチンASP3772の開発・商業化に関する独占的な権利を米Affinivax社へ返還すると発表した。研究開発の戦略的な優先順位に基づくものとしている。
Affinivaxから一時金6500万ドル(約75億円)を受領する。また、臨床開発、商業化の進捗、売り上げに応じてロイヤリティーなどを受け取る。
22年3月期業績には織り込んでおらず、売上収益と営業利益にプラスの影響を見込むとしている。
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