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地球に小惑星が異常接近、警告システム訓練の絶好の機会に
2017年10月13日 / 05:19 / 4日後

地球に小惑星が異常接近、警告システム訓練の絶好の機会に

 10月12日、地球からわずか4万4000キロの近距離をスクールバスサイズの小惑星が通過したことを受け、欧州宇宙機関(ESA)で惑星衝突の警告システムの作動訓練が行われた。写真は2015年7月NASA提供の地球の写真(2017年 ロイター/NASA)

[フランクフルト 12日 ロイター] - 12日、地球からわずか4万4000キロの近距離をスクールバスサイズの小惑星が通過したことを受け、欧州宇宙機関(ESA)で惑星衝突の警告システムの作動訓練が行われた。

今回地球に接近したのは「2012TC4」と呼ばれるもの。衝突の可能性はなかったが、月と一部人工衛星の周回軌道の内側を通過したことから訓練の絶好の機会となった。

ESAのブログには「われわれは、これを地球に影響するリスクの高い”重大な”物体と仮定し、通信チャンネルの試験運用を行い、望遠鏡とレーダーシステムを駆使して観察を行った」と述べた。

訓練では、プエルトリコのレーダーシステムがハリケーン「マリア」による被害で作動しなかったため、米国のシステムを使用したという。

レーダーに映った小惑星は、幅10─12メートルで、2013年にロシアのチェリャビンスク州上空で爆発した隕石とほぼ同じ大きさ。13年の爆発では、跳んできたガラスの破片やがれきに当たって1000人以上が負傷した。

今回の結果に基づき、ESAは次回「2012TC4」が地球に接近する2079年の通過距離予想を更新するという。

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