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アストラゼネカが勝訴、コロナワクチン巡る米株主の訴訟

 9月12日、英製薬大手アストラゼネカが新型コロナウイルスワクチンの臨床試験に関する問題を隠したため、米当局によるワクチンの承認を得にくくなり株価が下落したとして、米株主が同社を相手取って起こした集団訴訟で、米マンハッタン連邦地裁は、株主側の訴えを退ける判決を下した。写真はアストラゼネカのロゴ。ニューヨークで2019年4月撮影(2022年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 英製薬大手アストラゼネカが新型コロナウイルスワクチンの臨床試験に関する問題を隠したため、米当局によるワクチンの承認を得にくくなり株価が下落したとして、米株主が同社を相手取って起こした集団訴訟で、米マンハッタン連邦地裁は12日、株主側の訴えを退ける判決を下した。

株主側は、アストラゼネカのワクチンの臨床試験が、設計や実施上の欠陥、当局および市民との意思疎通の不備によって「阻害された」ことが発覚し、2020年末から21年初めにかけて同社の米国預託証券(ADR)価格が下落したと主張していた。同社の新型コロナワクチンは現在も米国での使用が承認されていない。

判事は、アストラゼネカによる誤解を招くコメントを株主側は特定しておらず、同社が意図的に株主を騙したとの主張も根拠が不十分だと指摘。同社と幹部らには、臨床試験を巡る「マイナスの事実」を開示する「一般的な義務」は無いと結論付けた。

集団訴訟の主な原告はデトロイトのウェイン郡退職者年金基金など。

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