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陸上=ボストン・マラソン、選手性別で「ノンバイナリー枠」新設

ボストン・マラソンでは来年から、性自認が男女のどちらでもない「ノンバイナリー」のカテゴリーが設けられる。写真は同マラソンのトロフィー。米マサチューセッツ州ボストンで4月撮影(2022年 ロイター/Brian Snyder)

[13日 ロイター] - ボストン・マラソンでは来年から、性自認が男女のどちらでもない「ノンバイナリー」のカテゴリーが設けられることになった。

4月17日に開催されるボストン・マラソンの参加申し込みは12日に開始。申し込み時に男女のほか、「ノンバイナリー」を選択できる。

米国でボストン・マラソンと並んで有名な大会であるブルックリン・ハーフマラソンでは、今年4月のレースでノンバイナリー枠を設け、大会ウェブサイトによると80人以上が完走した。

ボストン・マラソンを主催するボストン・アスレチック協会(BAA)は「全てのBAA主催イベントでのインクルージョン(包摂)をさらに推進するため、ノンバイナリーのアスリートと話し合いを続けている」とコメントした。

ボストン・マラソンに参加するためには厳しいタイム条件をクリアする必要があるが、ノンバイナリーに関しては十分なデータがそろっていないため、現段階では女子のタイムが基準となる。BAAは「今後のレースに向け、ノンバイナリーのタイムは適宜更新される」とした。

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