[2日 ロイター] - スポーツ仲裁裁判所(CAS)は2日、ドーピング規約違反の疑いで世界陸連の独立監視部門「インテグリティー・ユニット」(AIU)から5年間の資格停止処分を受けていた陸上女子100メートル障害の五輪金メダリスト、ブライアナ・マクニール(29、米国)の異議申し立てを却下した。
マクニールは2013年世界選手権で優勝し、16年リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得。しかし、2回目のドーピング規定違反があったとして、今年1月に暫定的な資格停止処分を科され、6月には5年間の資格停止処分が発表されていた。
処分期間は2020年8月15日から25年の8月半ばまで。これにより、マクニールは今年7月に開幕する東京五輪だけでなく、24年に予定されているパリ五輪にも出場が不可能となる。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」