August 24, 2015 / 9:17 PM / 4 years ago

米FRBは年内に利上げ、インフレ動向読みにくい=連銀総裁

 8月24日、米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は、FRBは年内に利上げに着手する公算が大きいが、ドル高と原油安により経済成長の先行きを見通すことが困難との見解を示した。米ワイオミング州ジャクソンホールで昨年8月撮影(2015年 ロイター/David Stubbs)

[バークレー(米カリフォルニア州) 24日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は24日、連邦準備理事会(FRB)が「年内のある時点で」利上げを始める公算が大きいとの見解を示し、9月利上げの可能性には言及しなかった。2週間前には記者団に対し、米経済が大幅に悪化しない限り、9月の利上げを支持すると言明していた。

総裁は講演後の質疑応答で「原油価格のガソリン価格への影響や、世界的なコモディティ価格下落がコアインフレを構成する物価への波及という複雑な要因により、今から年末までの基調インフレ動向を読み取るのは非常にやりにくい」と指摘。「インフレ指標を構成するかなりの割合が、このところ非常に弱め(soft)になっている」と述べた。

総裁はこれに先立つ講演原稿では、利上げ開始時期に関するスタンス変更の理由について詳細には踏み込まなかったものの、「ドル上昇、中国の人民元基準値引き下げ、原油価格の一段安といった動向が、経済成長ペースの予測を困難とする要因になっている」と指摘した。

さらに「金融政策の正常化は年内に開始されるとみている」と述べた。ただ「正常化プロセスは緩やかなものになると予想している」とし、 低金利状況は当面は続くとの見方を示した。

総裁はまた、FRBが利上げ開始後に毎回の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げする可能性は低いとの見解を示した。

「段階的というのは、毎回の会合ではないことを意味するとみている」と指摘。利上げ開始後の利上げペースは定まっていないと述べた。

*内容を追加します。

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