[メルボルン 9日 ロイター] - 女子テニスで元世界ランキング1位のビクトリア・アザレンカ(31、ベラルーシ)が9日、四大大会の全豪オープンで初戦敗退となったことを受け、検疫後の準備が難しかったと語った。
2013年に全豪オープン2連覇を果たしたアザレンカだが、9日に行われた今大会のシングルス1回戦では、世界61位で全豪初挑戦のジェシカ・ペグラ(米国)に5─7、4─6でストレート負けを喫した。
アザレンカは記者会見で、「最高の準備はできなかった。私にとって最大の問題は気分転換ができなかったこと。2週間の検疫後にどのように準備すればいいのか分からない。そのための青写真がない」と語った。
ことしの全豪オープン開幕前、メルボルンに向かうフライトに新型コロナウイルス陽性者が搭乗していたことが発覚。72選手が14日の検疫の間、滞在先の部屋から出ることができず、アザレンカもその1人だった。
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