May 7, 2019 / 3:20 AM / 20 days ago

豪小売売上高さえず、第1四半期は約7年ぶり弱さ 利下げ観測高まる

[シドニー 7日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局が発表した3月の小売売上高は前月比0.3%増と小幅な伸びにとどまり、第1・四半期の売上高は約7年ぶりの弱さとなった。

 5月7日、オーストラリア連邦統計局が発表した3月の小売売上高は前月比0.3%増と小幅な伸びにとどまり、第1・四半期の売上高は約7年ぶりの弱さとなった。写真はシドニー中心部の百貨店で2015年10月撮影(2019年 ロイター/David Gray)

3月の売上高は前月(改定値)の0.9%増から伸びが鈍化。市場予想は0.2%増だった。

第1・四半期の売上高はインフレ調整後で0.1%減と、2012年第3・四半期以来のマイナスを記録し、18年第4・四半期に続いて軟調となった。

第1・四半期は家庭用品や百貨店が減少を主導。外食や食品小売り、衣料品は増加した。

データは小売売上高が第1・四半期の国内総生産(GDP)に寄与しないことを示す結果となった。家計支出がGDPの約57%を占めることを踏まえると、厳しい見通しが改めて浮き彫りになった。

ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)のエコノミスト、Kaixin Owyong氏は「データは短期的な利下げの正当性を裏付ける内容で、豪中銀は成長見通しの引き下げを余儀なくされるという、われわれの予想を支持する」と指摘した。

4月下旬に実施されたロイター調査によると、エコノミストの約40%が、5月7日の豪中銀理事会で政策金利が過去最低の1.25%に引き下げられると予想した。金利先物市場は36%の利下げ確率を織り込んでいる。

同日発表された3月の貿易収支は49億豪ドル(34億米ドル)の黒字となった。第1・四半期は147億4000万豪ドルの黒字で、黒字額は過去最高を記録した。

ウエストパックのエコノミスト、アンドリュー・ハンラン氏は、インフレ調整後の純輸出が第1・四半期GDPを0.4%ポイント程度押し上げる可能性があるとの見通しを示した。

「輸出の強さではなく、国内の弱さを示唆する輸入減少が主な要因であるものの、われわれが予想する0.1%ポイントに対する上向きのサプライズだ」と指摘した。

*内容を追加しました。

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