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バイデン氏、元軍幹部オースティン氏を国防長官に起用=関係筋

バイデン次期米大統領は元中央軍司令官のロイド・オースティン氏を国防長官に起用することを決めた。写真は同司令官としてオバマ前大統領(左)と会議に出席したたオースティン氏。2014年9月17日に米フロリダ州タンパの米空軍基地で撮影。(2020年 ロイター/Larry Downing)

[ウィルミントン(米デラウェア州) 7日 ロイター] - バイデン次期米大統領は元中央軍司令官のロイド・オースティン氏を国防長官に起用することを決めた。事情に詳しい関係筋が7日に明らかにした。

オースティン氏はオバマ政権下で中央軍司令官として中東地域の米軍を統括した。黒人初の国防長官になる。最有力候補と目されていた女性のミシェル・フロノイ氏は選ばれなかった。

米国の法律では元軍人は退役後7年が経過しなければ国防長官に就任できないとの規定があるため、オースティン氏の就任を可能にするには議会が法律の適用免除を認める必要がある。同氏が米防衛機器メーカー、レイセオン・テクノロジーズなどの取締役を務めていることを理由に、一部の急進派団体は国防長官への指名に反発する可能性がある。

国防長官就任に法律の適用免除が必要となるのは、トランプ大統領が指名した退役海兵隊大将のジェームズ・マティス氏以来、この4年間で2人目となる。

バイデン氏は国防長官に初めて黒人を起用することで多様性を巡る公約をさらに果たすことになる。米軍のリーダーシップにおける多様性向上を求める人々の共感も呼びそうだ。

オースティン氏は米軍を知り尽くしたやり手の軍事ストラテジストとして知られる。

下院軍事委員会のアダム・スミス委員長(民主党)はフロノイ氏が国防長官に適任だとの認識を示していた。一方で、進歩派グループ「デマンド・プログレス」のエグゼクティブディレクター、デビッド・シーガル氏は、イラクとアフガニスタンからの軍撤退を取り仕切ったことを考慮すればオースティン氏のほうが国防長官にふさわしいと指摘。レイセオンといった主要企業とのつながりはあるものの、「フロノイ氏ほどの不透明で深いしがらみはないように見える」と述べた。

*内容を追加しました。

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