September 21, 2018 / 5:02 AM / 3 months ago

S&P、豪州格付け「AAA」を維持 見通しを「安定的」に引き上げ

 9月21日、格付け会社S&Pグローバル・レーティングは、オーストラリアのソブリン格付けを「AAA」に据え置き、見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げた。財政見通しの改善が理由。写真はシドニーのビジネス地区。昨年8月に撮影(2018年 ロイター/Steven Saphore)

[シドニー 21日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバル・レーティングは21日、オーストラリアのソブリン格付けを「AAA」に据え置き、見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げた。財政見通しの改善が理由。

S&Pは、2020年代初めまでにオーストラリアの一般財政の黒字化が可能との見方を示した。

オーストラリアは過去10年近くにわたり財政赤字が続いていたが、政府は今年、2019/20年度に財政収支が小幅ながら黒字に転換する見通しだと明らかにしていた。

主要な格付け3社からトリプルA格付けを付与されている国はオーストラリアを含め、世界で10カ国にすぎない。

S&Pが2016年半ばにオーストラリアの格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げた理由の一つが財政の悪化だった。

その後、オーストラリア経済は成長を続け、前四半期には27年連続でリセッション(景気後退)なしの記録を達成。背景には好調な資源輸出と急速な人口増による住宅・インフラ需要の拡大がある。

オーストラリアの労働市場も改善。2017年初め以降、雇用が急増し、失業率は直近で5.3%に低下した。

S&Pはメディア向けの発表文で「力強い労働市場と比較的堅調な商品相場に支えられた政府収入の着実な伸びとともに支出の抑制が見込まれる」と指摘。高騰していた不動産価格の「秩序だった」低下は続き、消費支出や金融システムに悪影響を与えない見通しだとした。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below