November 8, 2018 / 2:49 AM / 6 days ago

豪銀行監督当局、4大銀の資本要件引き上げを提案

 11月8日、オーストラリアの銀行監督当局である豪健全性規制庁(APRA)は、資本要件のさらなる引き上げを提案した。写真は4大銀行のひとつ、コモンウェルス銀行のロゴ。シドニーで昨年8月撮影(2018年 ロイター/Jason Reed)

[シドニー 8日 ロイター] - オーストラリアの銀行監督当局である豪健全性規制庁(APRA)は8日、資本要件のさらなる引き上げを提案した。国内金融システムのショックへの耐性を強化する狙いがある。

APRAはウェブサイトに公表した文書で、同国の4大銀行に対し、補完的自己資本も含む資本要件を2023年までに4─5%ポイント引き上げる案を提示。APRAは2015年以降、既に2度にわたり自己資本規制を強化している。

4大銀行は、コモンウェルス銀行(CBA)(CBA.AX)、ウエストパック銀行(WBC.AX)、オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)(ANZ.AX)、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)(NAB.AX)。4行で国内市場のシェア80%超を占め、破綻に陥れば豪経済全体に深刻な影響が及ぶ可能性がある。

豪大手銀を巡っては政府が設置した王立委員会が実施した調査で

不正が横行していたことが発覚しており、批判の目が向けられている。

不正発覚を受けた規制強化を見越して投資家が大手行の株式に売りを出す中、4行の時価総額は大幅に減少している。

APRAは、厳格化された資本要件を満たすために銀行はいかなる形の資本も算入することが可能になると説明。また、補完的自己資本「Tier2」が大部分を占めることになるとの見通しを示した。

APRAのバイヤース長官は今回の提案や広範な破綻処理計画は「金融機関の秩序ある破綻処理を可能にする」狙いがあると説明した。

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