Reuters logo
豪投資家、社債償還を敬遠 米投資家は積極的
2017年6月7日 / 06:31 / 5ヶ月前

豪投資家、社債償還を敬遠 米投資家は積極的

[シドニー 7日 ロイター] - 豪不動産大手グッドマン・グループ(GMG.AX)と英豪系の資源大手リオ・ティント(RIO.AX)の米国における合計で最大35億米ドルの社債償還は完了に近付いている。対照的に、豪カジノ大手クラウン・リゾーツ(CWN.AX)は豪投資家からの5億3200万豪ドル(4億米ドル)の償還に苦戦している。

 6月7日、豪不動産大手グッドマン・グループと英豪系の資源大手リオ・ティントの米国における合計で最大35億米ドルの社債償還は完了に近付いている。写真はパースで2015年11月撮影(2017年 ロイター/David Gray)

グッドマンは10億米ドルの債券償還のうち、数百の米投資家から96%分を簡単に達成。またリオ・ティントは公表していた25億米ドルの債券償還のうち、7億8100万米ドル分について償還内容を明らかにした。

豪企業は社債発行よりも銀行借り入れを行うことが多い。そのため、豪投資家の社債保有に対する意欲は大きく、社債の期限前償還を拒否することがある。

ウェスタン・アセット・マネジメントの債券金利部門ヘッド、アンソニー・カーカム氏は、「債券償還はバランスシートを良く見せるが、企業が債券をさらに発行しないのなら保有有価証券の多様性は低下する。同時にわれわれは償還資金をどこかに再投資しなければならない」と述べた。

クラウンは実施中の劣後債償還において豪投資家を対象としている。ただ3月の償還募集開始以降、5億3200万豪ドルのうち、わずか1億2600万豪ドルの償還にとどまっている。

低金利下での世界的な「イールド・ハント」が逆風という。ベル・ポッター・セキュリティーズの調査アナリスト、ダミアン・ウィリアムソン氏は「クラウンの劣後債の年利は約5%で、投資家にとって非常に価値が高い」と述べた。

ウェスタン・アセット・マネジメントのカーカム氏は、償還価格が魅力的ではないとして、クラウンの債券償還を拒否したことを明かした。

クラウンからのコメントは得られていない。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below