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豪予算、数十億ドルの雇用対策盛り込む 財政赤字は過去最高に

[シドニー 6日 ロイター] - オーストラリアのフライデンバーグ財務相は6日、今年度(2020年7月から21年6月まで)予算を発表した。数十億ドル規模の減税と歳出により雇用を促進し、新型コロナウイルスの影響で低迷する経済の回復を目指す。その一方で財政赤字は過去最高水準となる。

向こう4年間で100万人の新規雇用を創出する計画を打ち出し、雇用促進のための新規プログラムに52億豪ドルを振り向けたほか、個人向けに178億豪ドル規模の減税を盛り込んだ。

こうした措置により、財政赤字は過去最高の2137億豪ドルとなり、対国内総生産(GDP)比で11%に達する見込み。

フライデンバーグ氏は議会に提出した声明で「雇用の回復なくして景気回復はなく、財政の回復もない」と訴えた。

新型コロナ感染を抑制するためのロックダウン(都市封鎖)により、オーストラリアの失業率は7月に7.5%と22年ぶり高水準を記録した。また4─6月期のGDPは7%減と過去最大のマイナスとなった。

政府が示した最新の経済見通しによると、失業率は今年度末に7.25%へ上昇するが、2023年6月には6%へ低下する見込み。GDPは今年度は1.5%のマイナスとなり、来年度は4.75%の成長に戻るとしている。

<雇用創出の取り組み>

政府は若年層の失業対策の一環として、35歳以下の人を雇用した企業を支援するために向こう1年間で40億豪ドルを支出する。

また中所得者向けの減税を前倒しするほか、昨年度の予算に盛り込まれた中低所得者に対する減税を延長する。

これらの減税の一部は7月1日にさかのぼって適用する。

予算は通常、5月に公表されるが、コロナ感染拡大の影響を見極めるために延期されていた。

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