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豪政府、裁判所資料で中国を名指し 外国の干渉巡る捜査で

オーストラリアは同国初となる外国の干渉を巡る警察の捜査について、対象となっている国家が中国であることを裁判所資料の中で公式に名指しした。写真は2016年4月、ターンブル豪首相(当時)の訪中に合わせて、北京の人民大会堂に掲げられた豪国旗(2020年 ロイター/Jason Lee)

[シドニー 16日 ロイター] - オーストラリアは同国初となる外国の干渉を巡る警察の捜査について、対象となっている国家が中国であることを裁判所資料の中で公式に名指しした。

この資料は豪政府弁護人が9月1日に連邦最高裁判所に提出。豪政治家に影響を及ぼそうとする陰謀疑惑の捜査の中心が中国となっているのを公式に認めたのは初めて。

豪連邦警察およびオーストラリア保安情報機構(ASIO)はこれまで、ニューサウスウェールズ州議員の事務所などを6月26日に捜索したことが中国と関係あるかどうかについてコメントを拒否している。ただ、中国と関係があることは広く信じられていた。

裁判所資料は、警察が利用した捜索令状は「外国の主導者が『中華人民共和国の政府』であると明確に見なしている」、と記述している。

同資料によると、豪州の外国干渉法は、自国の情報機関の活動を支援したり、豪州の安全保障を損なったりするために豪州の民主的プロセスに干渉しようとする外国主導者による有害・秘密行動を違法としている。

在シドニーの中国総領事館は16日、 同総領事館当局者の1人の名前も捜索令状に記載されていたとする豪公共放送ABCの報道に反発。「総領事館とその当局者が潜入活動に関与していたという訴えは全く根拠がなく、悪意ある中傷にすぎない」とした。

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