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豪放送局、中国CGTNなどのニュース一時中止 人権侵害の指摘

3月5日、豪放送局SBSは、人権侵害の指摘を受けて中国国際テレビ(CGTN)と中国国営中央テレビ(CCTV)が提供するニュースの放送を一時中止すると発表した。北京のCCTV本社で2月撮影(2021年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins)

[シドニー 5日 ロイター] - 豪放送局SBSは、人権侵害の指摘を受けて中国国際テレビ(CGTN)と中国国営中央テレビ(CCTV)が提供するニュースの放送を一時中止すると発表した。

SBSは発表文で「深刻な懸念が提起されていることと、関連する素材の複雑さを踏まえ、CGTNとCCTVの海外ニュースについて、調査を行う間、放送を停止する」と説明した。

国際人権団体「セーフガード・ディフェンダーズ」がSBSに送った書簡によると、CCTVは2013年から20年にかけて受刑者およそ56人の強制的な自白を放送。「強迫と拷問の下で受刑者の強制されたうその自白を引用・編集・放送したものだ」としている。

中国外務省はこれまでのところコメントの要請に応じていない。

SBSは15分間のCGTNの英語ニュースと30分間のCCTVの中国語ニュースを放送していた。

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