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第4四半期の豪CPI、前年比+1.7%:識者はこうみる

[東京 27日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局が発表した2015年第4・四半期の消費者物価指数(CPI)は、前期比0.4%上昇、前年比1.7%上昇だった。豪中銀が政策運営で重視する中銀トリム平均値は前期比0.6%上昇、前年比2.1%上昇だった。市場関係者のコメントは以下の通り。

 1月27日、オーストラリア連邦統計局が発表した2015年第4・四半期の消費者物価指数(CPI)は、前期比0.4%上昇、前年比1.7%上昇だった。写真はシドニーで昨年8月撮影(2016年 ロイター/David Gray)

<コモンウェルス銀行(CBA)のシニアエコノミスト、マイケル・ワークマン氏>

今年を通じて低インフレ局面が続くとみられる。基調インフレは中銀の目標レンジの下限にある。来週の理事会はあらためて緩和バイアスを打ち出すだろう。

市場は利下げを織り込み続けるだろうが、雇用市場が良好な限り可能性は低い。

<RBCキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、SU-LIN ONG氏>

コアインフレは引き続き十分抑制されており、中銀の目標レンジ内の下限付近にとどまっている。

12月のコモディティ価格の動向や、世界経済の成長鈍化、公益条件の継続的な悪化を踏まえると、緩和の可能性が若干高まったようだ。

中銀は今後、指標の一段の悪化を確認する必要がある。

来週の政策会合で金利は据え置かれると予想している。ただ、より重要なのは、世界経済が一段と軟調になるなか、経済活動や見通し、2016年のコモディティ価格について、中銀がどのようなコメントをするかだ。

引き続き年内2度の利下げを予想している。

<JPモルガンのチーフ・エコノミスト、スティーブン・ウォルターズ氏>

全体的にやや底堅い内容となった。インフレ率の大幅な変動はエネルギー、石油、食品などが要因で、当局者がとれる対応はそれほどない。単純に需要と供給の問題だ。

政策金利に対する深い意味はないと考えるが、利下げを求める声は弱まるとみている。オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)がこの結果を受けて早急に対応することはない。

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