[シドニー 23日 ロイター] - オーストラリア統計局が23日発表した2022年第4・四半期の企業設備投資は、季節調整済み前期比で実質2.2%増加し、350億豪ドル(239億米ドル)と2016年初め以来約7年ぶりの高水準となった。伸び率も市場予想の1.3%を上回った。
小売りや宿泊部門の投資の伸びが寄与した。
企業は23年6月までの1年間で約1590億豪ドルの設備投資を計画。23年7月からの1年間の設備投資計画は1297億豪ドルの見通しで、市場予想の上限付近となった。
第4・四半期は鉱業部門が、軟調だった前期から0.7%回復。その他の産業部門は2.8%増だった。
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