March 4, 2019 / 4:54 AM / 15 days ago

第4四半期の豪経済、伸び悩みか 企業利益・賃金が低迷

 3月4日、同日発表の経済指標によると、昨年第4・四半期のオーストラリアの企業利益と賃金は伸び悩んだ。住宅建設は今後減速する見通し。求人広告は5年ぶりの大幅な減少を記録した。住宅建設現場で重機で石を取り除く作業員。2017年5月にシドニーで撮影(2019年 ロイター/Jason Reed)

[シドニー 4日 ロイター] - 4日発表の経済指標によると、昨年第4・四半期のオーストラリアの企業利益と賃金は伸び悩んだ。住宅建設は今後減速する見通し。求人広告は5年ぶりの大幅な減少を記録した。

アナリストは、賃金や住宅価格の伸び悩みで消費が抑制され、6日発表の10─12月の国内総生産(GDP)は前期比0.4%増にとどまると予測している。前年比では2.8%増から約2.6%増に鈍化する見通し。

豪中銀は、今年の経済成長率が3%に達すると楽観的な見方を示しているが、住宅価格が今後さらに大幅に値下がりすれば、家計の資産と消費が減少し、利下げが正当化される可能性があるとの見解を示している。

連邦統計局が発表した2月の新築住宅着工許可件数は前年同月比で29%減少。住宅価格の下落や銀行が融資の審査基準を厳格化したことが背景だ。

一方、消費者の慎重姿勢を受けて、第4・四半期の企業の粗利益は市場予想を下回る0.8%増にとどまった。商品価格が値上がりし鉱山部門が利益を得たにもかかわらず、利益が伸び悩んだ。

賃金は0.8%増と、雇用の伸びをわずかに上回る水準。企業が大幅な賃上げよりも、新規の採用を優先している可能性がある。

オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)銀行(ANZ.AX)が発表し2月の豪求人広告件数は、前月比0.9%減と、4カ月連続の減少。前年比では4.3%減と5年ぶりの大幅な減少を記録した。

ANZの豪経済担当トップ、デビッド・プランク氏は「労働市場は過去1年にわたって豪経済の力強さの大きな源となってきた。力強い雇用の伸びと失業率の低下が、住宅価格下落の影響を相殺する重要な要因となってきた」とし「今後1年は状況が厳しさを増しそうだ」との見方を示した。

*カテゴリーを修正します。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below