August 22, 2018 / 5:48 AM / 3 months ago

豪エネルギー政策、インフレにとって「大きな不確実性」=中銀副総裁

 8月22日、オーストラリア準備銀行(中央銀行)のデベル副総裁(写真)は、国内のエネルギー政策がインフレ見通しを評価する上で「大きな不確実性」になっていると述べた。シドニーで昨年9月撮影(2018年 ロイター/Jason Reed)

[シドニー 22日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)のデベル副総裁は22日、国内のエネルギー政策がインフレ見通しを評価する上で「大きな不確実性」になっていると述べた。

「低インフレ」の演題で講演したデベル副総裁は、エネルギー政策を巡るこの不透明感が新規供給を巡る投資不足やここ数年におけるエネルギー価格の急上昇につながっていると指摘した。

ただ、新たな再生可能エネルギーが大規模に利用されるようになって価格を押し下げる中、このトレンドは転換しており、少なくとも短期的にはインフレ率を圧迫する見通し。価格の下落が持続的なものかどうかは不明だ。

副総裁はブリスベンで「高水準でなおかつ上昇する価格は通常、市場参加者に対する追加供給への投資シグナルとなる。しかし、新たなエネルギー生成資産に対する回収期間が長期化し、エネルギー政策を巡る不確実性が新規供給における大幅な投資不足につながっている」と述べた。

電気料金の引き下げ、および2016年と17年に発生した一連の停電を受けて確実な供給を目指す「国家エネルギー保証(NEG)」プランは宙に浮いており、与党内の亀裂の要因となっている。

デベル副総裁は「この問題の目先の展開が中銀のインフレ見通しにとってさらなる大きな不確実性となっている」と付け加えた。

また、国内小売業界の競争激化、賃金の低い伸びなどもインフレ率を圧迫しているその他要因だと指摘した。

副総裁は「われわれは最近の低インフレ率につながっているこれらその他要因の大半は後退すると見込んでいるが、これらの要因がどの程度持続するかについては不透明感がある」と説明。「われわれはインフレ率が持続的に目標に沿うようになることにもっと自信を持ちたいと考えている」と述べた。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below