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豪中銀、長期的成長を楽観視 賃金の伸び鈍化を懸念
May 5, 2017 / 3:59 AM / 7 months ago

豪中銀、長期的成長を楽観視 賃金の伸び鈍化を懸念

[シドニー 5日 ロイター] - 豪準備銀行(RBA、中央銀行)は5日公表した金融政策報告で、今後2年間の経済成長に対し楽観的な見方を示し、追加利下げを考慮していないことを示唆した。

 5月5日、豪準備銀行は金融政策報告で、今後2年間の経済成長に対し楽観的な見方を示し、追加利下げを考慮していないことを示唆した。豪中銀、昨年3月撮影(2017年 ロイター/David Gray)

中銀は2018年半ばまでの国内総生産(GDP)見通しを25ベーシスポイント(bp)引き上げ、2.75―3.75%とした。中銀の自信は、世界の成長見通しや、豪州の交易条件と国民所得を押し上げているコモディティー価格が上昇していることが背景。

中銀は、16年第3・四半期のマイナス成長は一時的なものであり、19年6月までに成長率は2.75―3.75%に加速すると予想していた。17年6月までに1.5―2.5%、18年半ばまでに2.75―3.75%になると予想している。

コアインフレ率は17年半ばまでに1.75%前後と、緩やかな上昇にとどまり、中銀目標である2―3%に達するのは19年半ばになる見込み。

失業率については、今年6月までに5.75%、19年半ばまでに5―6%になるとの予想を据え置いた。

中銀が抱いている最大の懸念の一つは、収入の伸びが限定的となっている中で家計債務が増加することだ。ロウ総裁は「現在家計債務が高水準となっている」ことを踏まえると、将来的な消費の伸びを予想することは難しいと述べた。

豪州では金利が歴史的低水準となり、不動産価格が一段と上昇する中、投資の選択肢として住宅市場が注目されてきた。そのため、家計の収入に対する債務の比率は過去最高の水準にある。

中銀は、住宅価格に大幅な調整が入った場合、家計の支出が将来的に大幅減少するリスクがあると懸念している。

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