May 1, 2018 / 11:09 AM / 3 months ago

インフレ目標達成には賃金伸び率の加速が必要=豪中銀総裁

[シドニー 1日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)は1日、今後2年間のインフレ率見通しを若干引き上げたが、ロウ総裁はインフレが目標に到達するためには、賃金の伸び率が加速する必要があると強調した。

 5月1日、オーストラリア準備銀行(中央銀行)は、今後2年間のインフレ率見通しを若干引き上げたが、ロウ総裁(写真)はインフレが目標に到達するためには、賃金の伸び率が加速する必要があると強調した。シドニーで2016年9月撮影(2018年 ロイター/Jason Reed)

総裁はアデレードで開かれた夕食会で講演。消費者物価指数の上昇率について、しばらくは現行水準付近で推移した後、今後2年間に「2.5%に向かって」徐々に上昇していくと予想していると語った。

従来予想では、インフレ率は2020年半ばまでに2.25%に達すると予想されていた。

中銀はこの日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置くことを決定した。[nL3N1S8130]

総裁は、インフレ目標レンジの中間(2.5%)を持続的なベースで達成することと2%の賃金伸び率とは両立し得ないと指摘し、「賃金の伸びの加速が重要な要素だ」と述べた。

豪連邦統計局が24日発表した第1・四半期の消費者物価指数(CPI)統計では、中銀が基調インフレ率として重視するトリム平均値は前年比1.9%上昇で、伸び率は中銀の長期目標レンジ(2─3%)を下回った。[nL3N1S11LP]

賃金伸び率の2%も過去最低に近く、政策金利が当分は過去最低水準に据え置かれる可能性が高いことを示している。

ロウ総裁は中銀理事会が、短期的に金利を変更する強い理由は見当たらないとの見解で再び一致したと述べ、「これは、完全雇用とインフレ率の目標レンジの中間への回帰が緩やかにしか進まないとのわれわれの見解を反映している」と指摘した。

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