September 4, 2018 / 3:54 PM / 21 days ago

豪中銀総裁、住宅ローン金利引き上げ巡る懸念をけん制

[シドニー 4日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)のロウ総裁は4日の講演で、国内銀行が最近住宅ローン金利を引き上げたことを特に心配する必要はないとの認識を示す一方で、貿易摩擦の深刻化や新興国の経済状況悪化などを世界的な成長リスクとして挙げた。

また、米連邦準備理事会(FRB)の引き締め加速につながり得る米インフレの顕著な加速をRBAが注視していると述べた。

RBAは4日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを過去最低の1.50%に据え置くことを決定した。

ロウ総裁は、2─3%の目標を2年あまり下回っているインフレ率や、賃金の伸びが復活するのを待っており、緩和的な政策を維持する必要性を強調した。

「財界の人々に話を聞くと、多くは全体的な賃金の伸びが加速することはマクロ的観点から好ましいとしながらも、自分たちのことになると話が違ってくる」と述べ、個別に賃金を上げにくい状況があるとの見方を示した。「賃金の伸びが加速するものの、ペースは緩やかというのがわれわれの見方だ」と語った。

RBAが最後に政策変更したのは、2016年8月の利下げで、以降政策を維持している。

ロウ総裁は、次の政策変更は利上げになるが、実施は当面ないと示唆した。

総裁は、融資条件の厳格化は住宅市場を沈静化する効果があるとしてRBAは住宅市場を注視している、と淡々と説明。最近の住宅ローン金利の引き上げは資金調達コスト上昇への対応と述べた。

前週、ウエストパック銀行が住宅ローン金利を引き上げたにことについて、事実上の住宅市場の引き締めと指摘する声が多い。

ロウ総裁は、昨年8月以降、平均的な住宅ローン金利は低下していると指摘し、「探せば、良い条件のローンがみつかる」と述べた。

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