[シドニー 13日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、豪中央銀行)で経済分析を担当するアレクサンドラ・ヒース氏は13日、小売売上高と消費が予想よりも弱かったことを受けて、国内経済に関する中銀の見方が変わり、成長予想の下方修正につながったと説明した。経済予測に関する会合で述べた。
同氏は、労働市場は力強く、消費その他の経済活動指標とは対照的だと指摘。こうした差異が今後どのように解消するのかは不明とした。
同氏は、賃金に関しては角を曲がり、成長率は直に持ち直すと中銀は確信していると述べ、住宅価格の下落に伴う資産への圧力は、こうした成長によって相殺されるとの見方を示した。