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豪中銀総裁、中立金利は最低でも2.5%と認識

 9月8日、オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のロウ総裁(写真)は、一連の利上げで政策金利は中立水準に近づいたが、需要を供給に一致させるまでにさらにどの程度の利上げが必要かについてはかなりの不確実性があるとの認識を示した。写真はシドニーで2016年9月撮影(2022年 ロイター/Jason Reed)

[シドニー 8日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のロウ総裁は8日、一連の利上げで政策金利は中立水準に近づいたが、需要を供給に一致させるまでにさらにどの程度の利上げが必要かについてはかなりの不確実性があるとの認識を示した。

講演後の質疑応答で、景気を熱しも冷やしもしない中立金利は最低でも2.5%だと語った。中銀は政策金利を5カ月間で計225ベーシスポイント(bp)引き上げ、2.35%としている。

「われわれは中立の推定値に近づいたが、それでもなお景気刺激的である可能性があり、引き締め過ぎの可能性もある」と述べた。

金融政策の効果が時間差を伴うことや、金利が既に急激に上昇したという点を中銀は強く意識していると語った。

第2・四半期の消費者物価指数(CPI)が前年比6.1%上昇し、21年ぶりの高い伸びとなったことを受け、理事会はインフレ率を2─3%の目標範囲内に戻すことに取り組んでいると強調した。

現在の高インフレは物価や賃金期待に織り込まれていないことが重要だとし、期待値を示す指標は引き続き2─3%に戻るとの見方を示していると説明した。

ここ数カ月のインフレ高進において中銀予測に誤りがあったことを認めた上で、そこから学ぶことが重要だと述べた。

政府は7月に中銀の組織と政策、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)時の緊急刺激策について独立調査を開始した。

2021年終盤にロウ氏が「24年まで金利は上がらない可能性が高い」との見通しを示したことなど、中銀予測を巡り批判が出ている。

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