[シドニー 22日 ロイター] - オーストラリア統計局が発表した11月の小売売上高(暫定値)は、年末商戦の販売などが好調で、前月比7%増加した。
前年比では13.2%増加した。新型コロナウイルス対策の規制が解除されたビクトリア州の小売売上高が特に好調だった。
11月小売売上高が堅調だったことから、第4・四半期の国内総生産(GDP)が予想よりも底堅い数字になるとの見方がエコノミストの間で出ている。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)は今年のGDPは4%縮小すると見込んでいるが、予想ほどの落ち込みとならない可能性がある。
11月は家庭用品の販売が特に好調。衣料品や靴、アクセサリー、百貨店や飲食店、テイクアウトサービスの売り上げも増えた。
11月小売売上高の改定値は1月11日発表予定。
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