[シドニー 22日 ロイター] - オーストラリア統計局が22日発表した2022年第4・四半期の賃金価格指数は前年比の伸びが3.3%に加速し、10年ぶりの高水準となった。ただ、市場予想の3.5%を下回った。
高インフレが物価と賃金の上昇スパイラルにつながることを懸念する政策担当者にとって安心材料となりそうだ。
発表を受け、積極的な追加利上げが必要との見方が後退し、豪ドルは下落した。
賃金価格指数は前期比では0.8%上昇し、伸び率は市場予想の1.0%を下回った。
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