[シドニー 10日 ロイター] - 今月2日に投票が行われた豪総選挙の下院選(定数150)で、与党・保守連合(自由党、国民党)を率いるターンブル首相は10日、勝利宣言を行った。
これに先立ち、最大野党の労働党も、与党連合が政権続投に必要な過半数議席を獲得する見通しになったとして、選挙での敗北を認めた。
開票作業はまだ続いているが、与党連合は下院ですでに74議席を獲得。未確定の残り5議席のうち、少なくとも2議席の獲得が予想されるため、何とか単独過半数に達する見通しとなった。ただ、法案の可決には無所属議員の支持が必要になる可能性が高い。
労働党は、新たな議会を不当に混乱させることはないと表明。
ショーテン党首は「選挙で、有権者がわれわれの協力に期待していることが示された。合意できる政策についてはその実現に懸命に取り組むことを約束する」と語った。
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